tree_travelingのブログ

大学生のアウトドアブログ

ジェレミージョーンズ

 ジェレミージョーンズは前に書いた記事のPOWを創設した人です。

で、自分のめっちゃ好きなスノーボーダーです。

 

アラスカの超スティープな斜面を滑ったりするのですが、その過程を大切にしているところが好きなところです。ジェレミージョーンズはヘリやスノーモービルを使わず自分の力で歩きドロップポイントは行きます。もちろん、二酸化炭素の排出を減らすという意味もありますが自分の足で登ることでより深く自然とつながることができると言っていました。また、山にいるだけで満たされるということも言っていました。めっちゃ納得いきましたねー

 

 自分もそんなスタイルで山を楽しんでいきたいし、めっちゃかっこいいと思いました。

 

 普段の生活の中でもそういうことはたくさんあるのではないかと思います。便利さや速さ、効率を追求した社会では結果だけが求められその過程を楽しむことができなくなっていると思います。

ぼくは不便でも山菜をとったり、釣りをして魚を食べたりすることが好きでそういう人もたくさんいると思います。

不便さの中にも楽しさがあり、本能を呼び覚ましてくれることがわかったので日本社会にこびりついた常識に縛られることなくスローに自由に生きていきたいなーと思っています。

 

 

 

POWについて

 protect our wintersという活動で、スノーボーダーのジェレミージョーンズが立ち上げた環境保護活動のことです。

 

 今年は本当に暖冬でスキー場も雪がなくてせっかく雪マジ19が使えたのに少し残念なシーズンでした。まだ春のバックカントリーが残っているのですが笑

 

powの活動は「私たちの冬を守ろう」というもので地球温暖化によって雪の量が減少しており未来も滑れるように二酸化炭素の排出量を減らしていこうというものです。

 

 ぼくは、powがしたら良いと思う活動があって、それは子供たちにスノースポーツや雪と触れ合うことの大切さを教えるということです。子供たちがスノースポーツの面白さを知れば、好きにならずにはいられません。子供のうちはまだわからないかも知れませんが、大人になり環境問題について考えるときにスノースポーツが好きならこれからも続けていくために、また将来世代にも残していくために守らなければならないと自然と思うようになると思うのです。現に自分がそうですから笑

その気持ちを持たないまま言葉で伝えようとしてもなかなか難しいと思います。考えるより、心と体で感じる。そのことが子供たちにとって大切だと思います。今、環境保護に関心のある大人がpowのような活動をしていくのはもちろんのこと将来にもその活動をつなげ大きなムーブメントにしていくためにも子供たちへの教育を行なっていくことが次へと繋がっていくのではないかと思います。

 

環境保護

 生物学者や野生動物の写真家のような最も身近で地球環境の変化を感じている人達は初めは自分の興味でその分野に入っていくが、人間によって急速に変わってゆく自然を見ているうちに未来の世代のためにこの自然を守っていかなければならないと行動するようになる。

 

 私たちにも日々の行動から身近な自然から遠く離れた自然まで守ってゆくことができる。例えば、渓流釣りをしていて1日の釣りが終わった後にペットボトルを捨てる人や仕掛けをしまうのが面倒になり釣り糸を捨てる人がいるかもしれない。その釣り糸は川に生息している野鳥に絡まり死んでしまうかもしれない。また、捨てられたペットボトルは太平洋の黒潮に乗りハワイの島まで運ばれ、海鳥がペットボトルの破片を食べ物だと思い飲み込んで死ぬ、雛に餌として与え雛が死ぬかもしれない。

 自然の環境は循環している。自分がしたことが想像もしないところで地球環境に影響を与えているかもしれないと想像することで自然を大切にする行動が自然と身についてくるのではないか。

 

 アウトドアをする人なら、ウェアの撥水剤やスキー、スノーボードのワックスもフッ素が入っていないものを選ぶことで地球環境へのインパクトを減らすことができるし、環境への取り組みをしている企業の製品を買うことで応援できる。また、一度買ったウェアを大切に修理しながらでも使うことで過剰な物品生産を抑えることができるし道具に愛着を持つことができる。

 

 普段の生活から一人一人が意識するだけで大きな力となっていくのではないかと思う。