tree_travelingのブログ

大学生のアウトドアブログ

環境保護

 生物学者や野生動物の写真家のような最も身近で地球環境の変化を感じている人達は初めは自分の興味でその分野に入っていくが、人間によって急速に変わってゆく自然を見ているうちに未来の世代のためにこの自然を守っていかなければならないと行動するようになる。

 

 私たちにも日々の行動から身近な自然から遠く離れた自然まで守ってゆくことができる。例えば、渓流釣りをしていて1日の釣りが終わった後にペットボトルを捨てる人や仕掛けをしまうのが面倒になり釣り糸を捨てる人がいるかもしれない。その釣り糸は川に生息している野鳥に絡まり死んでしまうかもしれない。また、捨てられたペットボトルは太平洋の黒潮に乗りハワイの島まで運ばれ、海鳥がペットボトルの破片を食べ物だと思い飲み込んで死ぬ、雛に餌として与え雛が死ぬかもしれない。

 自然の環境は循環している。自分がしたことが想像もしないところで地球環境に影響を与えているかもしれないと想像することで自然を大切にする行動が自然と身についてくるのではないか。

 

 アウトドアをする人なら、ウェアの撥水剤やスキー、スノーボードのワックスもフッ素が入っていないものを選ぶことで地球環境へのインパクトを減らすことができるし、環境への取り組みをしている企業の製品を買うことで応援できる。また、一度買ったウェアを大切に修理しながらでも使うことで過剰な物品生産を抑えることができるし道具に愛着を持つことができる。

 

 普段の生活から一人一人が意識するだけで大きな力となっていくのではないかと思う。